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世界124ヶ国のネットワークを活かして、医療の未来を考える

1年前

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医学部生、看護学部生、薬学部生など、医療系学生が集まる「IFMSA-Japan」。

IFMSA-Japanの母体である国際NGO「IFMSA」は、第二次世界大戦後のヨーロッパで設立され、UNESCOやUNICEFなどの国連機関と公式な関係を結んでいる唯一の医療系学生団体です。

IFMSA日本支部として1961年に加盟し、2000年にIFMSA-Japanとして体制が一新されて以来、北は北海道、南は沖縄まで全国の医療系学生ネットワークが築かれてきました。

今回はそんな医療系学生団体IFMSA-Japan運営メンバーの、菅原さん、白藤さんにお話を伺いました。

「部活やサークルでは得られない経験がある」と語るお二人には、どのような想いがあるのでしょうか。

(Text by TASUKAKE運営)



今回お話を伺った、基礎研究交換留学に関する委員会責任者:菅原さん(左)、外務担当:白藤さん(右)

ーーIFMSA-Japanは、主にどのような活動をしていますか?

白藤:私たちは普段委員会に分かれて活動をしていて、臨床交換留学、基礎研究交換留学、公衆衛生、性と生殖・AIDS、人権と平和、医学教育の6つの委員会があります。

この活動の母体であるIFMSA(International Federation of Medical Students’ Associations)は非営利・非政府の国際NGOです。第二次世界大戦後の1951年にヨーロッパで設立され、現在124ヶ国132地域に加盟団体があります。

UNESCOやUNICEFなどの国連機関とも公式な関係を結んでる、国際的な医療系学生団体です。

菅原:さまざまな活動をしていますが、柱となっている活動は「医学交換留学」です。世界各国の医学生ネットワークを活かして、4週間の交換留学プログラムを毎年実施しています。

毎年8月に世界各国持ち回りで総会を開催するのですが、その場で各国の学生同士が、例えば「中国と日本で一人ずつ留学生を送り合おう!」というような契約を結びます。

2017年8月にはタンザニアで総会があり、代表の塚田を含め日本からは5名が参加してきました。



世界中から850名以上の医学生が参加し、タンザニア開催ということもありアフリカ地域からの参加が例年より非常に多かったと思います。各委員会に分かれたセッションや、参加支部の代表が集まる総会本会議が約1週間行われ、夜には盛大なPartyを日々楽しみました。この人数の医学生が一堂に会するというのは圧巻です。

この留学プログラムは運営や仲介をするのも学生、留学生として参加するのも学生なのが特徴です。大学が主催する留学プログラムだとどうしても費用がかさんでしまうことが多いですが、この活動では4週間で8万円(航空券等は別)で参加することができます。

また医学留学であるため、医療研究者の方のお話を聞く機会であったり、病院で実習をする経験であったり、とても貴重な経験を得ることができます。

ーー世界規模で医療系学生ネットワークがあるのですね。日本では、どれくらいの学生さんが参加しているんでしょうか?

白藤:関わり方はさまざまあるのですが、この団体の活動を主に動かしている「スタッフ」と呼ばれるメンバーだけで全国に350人ほどいます。その中に「オフィシャルズ」と呼ばれる中核組織があり、そこに所属しているのが私や菅原さんのようなメンバーです。

またIFMSA-Japanが主催するイベントなどに参加できる個人会員が700人、無料のメーリングリスト会員が2500人ほど。日本国内では一番規模が大きい医療系学生団体です。

ーースタッフや会員の方は、医学部の方がほとんどですか?

菅原:いえ、医学生だけでなく看護学生や、歯学生、薬学生もいます。

以前は「医学生団体」という言い方をしていたのですが、最近は「医療系学生団体」と表現するようしていて。今まで活動する中でも、医学生以外のメンバーもたくさん活動しており、多くの学生に開かれた団体であることを認知してもらうためにも”医療系”と言っています。

また、医療と関わるのは医療従事者だけではありませんから、例えば法学部生や、外国語専門学校など、さまざまな分野を学ぶ学生とコラボしてイベント開催などもしています。

医療系以外の学部や分野の学生と一緒に活動しているというのも、活動の大きな特徴です。

ーー例えば法学部生とのイベントでは、どのようなことを行うんでしょうか。

白藤:人権と平和に関する委員会の中のプロジェクトとして、LAMP(Law and Medicine Project)があります。医学生と法学部生が同じ「社会問題」について考えるためのディスカッション形式のイベント等を行っています。

例えば、臓器移植、人工授精、安楽死など、医療訴訟が行われているトピックや、倫理的面が問われるテーマについて、医学生、法学生それぞれの立場から意見を交わします。

IFMSA-Japanはディスカッションをする機会も多いので、より広い視野を持って、考え方が広がるきっかけにもなります。



ーー医学交換留学に参加した方と、ディスカッションをする機会もあるんですか?

菅原:はい、ディスカッションというより報告会となりますが、留学生が帰国すると留学報告会が開かれます。

留学に参加した方の話を聞くととても興味深くて。

例えば、ある学生はノルウェーに行った時に、日本だと学生にはやらせない採血や、エコーなどを手伝ったそうです。「これ本当に、医者でもない僕がやってもいいんですか?」と聞いたそうなんですが、最終チェックは先生が行うものの「やってみて!」というスタンス。

日本では、先生方がやっているのを学生が「見て学ぶ」という形が多いので、カルチャーショックを受けたようです。

白藤:医学生は他の学部より時間的な制約があり、学生のうちに留学する機会はとても貴重なものです。IFMSAのプログラムであれば長期休みを使って、休学をせずに留学ができるというのが大きなメリットです。

ーー菅原さんは世界総会に参加して、さまざまな国の学生と交流する中でどんなことを感じますか?

菅原:はい、他国の医学生には刺激をもらっています。本当にパッション溢れる学生が多いなと思います。問題意識も高く、圧倒されます。

2017年3月にモンテネグロで行われた総会に参加した時に印象的だったのは、コソボ共和国の学生の話を聞いた時です。
2008年に独立したばかりの国で、不安定な治安情勢なので、医療体制もしっかりしていません。ニュースで聞くような話を実際に、その国の人から聞くことができるのは本当に貴重でした。

また、そういうところで刺激をもらうと、帰国してからも「あの国の人たちが頑張っていたから、帰ってきてからも頑張ろう」と思えます。

どうしても他国の学生と比べると、日本の大学生は遊んでるイメージが浮かんで、もちろん私も遊ぶときは遊びますが、やはり「何か違うな」と思います。



ーーIFMSA-Japanにはこれから、どんな方が入ってほしいですか?

白藤:より多くの仲間を作りたい、全国に友達を作りたい、海外の人とも関わってみたい、そのような方にはぜひIFMSA-Japanに入ってほしいと思います。

とにかくコミュニティが広がるというのがまず、メリットです。
世界中に同じ活動をしている人がいますし、国際会議に参加してそこで他国の医学生と出会い、留学をすることもできる、医療テーマも議論できるし、北海道から沖縄まで、医療系学生のつながりを持つことができます。

菅原:また、特に国立大学だと医学部でも教養カリキュラムをしっかりやるので、1年生の前期はあまり医学らしい学びがないと感じる人もいます。なので、「医学部生としての実感を持つ」という意味で、ぜひ1年生にも怖じけずに入ってもらいたいです。いわゆる部活やサークルでは得られない経験ができます。

また、ぜひIFMSA-Japanの活動を将来に繋げてほしいですね。

ーーIFMSA-Japanのつながりが社会人になっても続くと、実際の現場の医療にも良い影響を与えられそうですよね。

菅原:はい。
今、IFMSA-Japanは設立されてから17年となりますが、OBOGの方が作った日本医師会の中で国際的な「若手医師の会」もあります。これから社会人の活動も、どんどん広がっていくと思います。

ーー菅原さん、白藤さん、ありがとうございました。

(Text by TASUKAKE運営)


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