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ブログ

【スタツア報告④】フィリピンの食

Table For Two University Association (国際交流)

11か月前

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【スタツア報告】フィリピンの食

青山学院大学 2年 鮫島菜々海

 

青山学院大学文学部日本文学科二年の鮫島菜々海です。初めてだらけのスタツアで、感じるものは多くありましたが、ここでは食について書きたいと思います。

 

私たちはバライバイ小学校で実際に提供されている給食を食べました。私たちはビジターということで、エビをつけてくれましたが、正直ご飯とスープだけでは栄養が足りないのではないかと思いました。フィリピンのご飯は、お米と一品料理が主流で、日本の一汁三菜と比べるとバランスが良いとは言えないとおもいます。ホームステイをして、家庭料理も食べましたが、やはり野菜はほとんどと言っていいほど出ませんでした。また、おかずの品数が少ないからか、フィリピン人はご飯をすぐ食べ終えます。私は、食事にかける時間とその重要性はその人の中で比例していると思います。食事よりも住居や洋服にお金をかける人が多く、見た目は他の子と変わらなくても実は貧困である。そんな貧困の形の理由の1つなのかもしれないと思いました。

 

マニラのコンビニで小学生くらいの女の子がソフトクリームを続けて2つも食べている光景を目にしました。驚いた顔で見つめる私たちに対して彼女は何に驚いているのかわからないような表情で、きっとそれが普通なのだろうと感じました。私たちは自由を得た時に同時に責任を持たなければいけません。それは食事1つとっても言えることだと思います。私は日本に帰って来てご飯屋さんで注文するメニューを決めるとき、前よりずっと悩むようになりました。フィリピンから帰って来てすぐの自分に与えられた食べ物の選択肢の多さに、頭がついていってない感じがしています。いつでもどこでも食べたい分だけ食べられる環境が日本にはあります。それは幸せなことのようですが過食症、拒食症やさまざまな生活習慣病がこの環境によって引き起こされているとも言えます。つまり私たちは自分の体に対して、健康に対して、ひいては命に対して、責任を持った選択をしなければならないということです。しかし、フィリピン人に毎日お菓子を食べることが虫歯を引き起こすことや、野菜のない食生活によって自分の体の調子が乱れてしまうことなど食に対する知識がどれだけあって、そこに対して責任ある選択をできているのかが大事なところだと思います。逆に日本人は、食に対する知識があっても選択肢が多すぎて責任ある選択ができなくなっているんだろうと思います。

 

これらを踏まえて、TFTの給食支援の活動が一時的救済であると痛感するとともに、続けるべき活動であることも感じました。子どもたちは給食を食べることを望んでいましたし、給食を作るお母さん達は食に関するセミナーを受けたり、バランスのとれたメニューを考えたりしてくれていました。私たちが届けている給食は、フィリピン人が食について考えるきっかけを生んでいると思います。

子ども達が給食を食べる姿を見て、支援先の子ども達の顔も名前も知らないようなTFTに関わったあまたいる人びとの、ちょっとの行動が繋がって、しっかり届いているんだと感じることができました。

私はもう、支援を受けた子供達の顔を知っています。これからも、その子供達のために、TFTに関わる人びとへ伝えることを怠ってはいけないと思いました。

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