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ブログ

【スタツア報告⑦】「向こう側を見て」

Table For Two University Association (国際交流)

9か月前

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「向こう側を見て」

青山学院大学法学部法学科2年

海野芳帆

 

私は今回のスタツアで、支援をしている私達すなわち「こちら側」の反対にあたる「向こう側」に初めて行きました。スタツアに行く前の私は、日々起こる困難になんとか打ち勝つことばかりを考え、ショックなことや周囲の人間に言われたことにとても敏感になっていました。とても狭い世界で生きていたと思います。そんな私が日本を飛び出し、広い世界を見たことで感じたこと、自分の中に起きた変化をまとめます。

まず一つ目に「人の温かさ」に触れました。私は小学校に行く前に、現地の子どもたちやお母さん方は私達に対して、TFTに関係している人達という情報しか持っていないということを聞いていました。そのことは私に少し不安をもたらしました。「見ず知らずの私達の話をちゃんと聞いてくれる人はいるのだろうか」と。しかし小学校に行って、子供たちに話しかけると恥ずかしがっている子もいましたが、自分から名前を聞いてくれたり、私の名前を呼んでくれたりしてくれた子供達もたくさんいました。子供達の姿はとても可愛らしく、私は彼らを見ているだけでとても心があったかくなったのを覚えています。小学校で給食を作ってくれているお母さん方の中には英語が得意ではないお母さんもいて、実際私も英語が堪能というわけではなく、多くを語り合うことはできませんでしたが、子供たちにふるまうカレーを作っているときお互いに笑いあうだけでコミュニケーションが取れていた気がします。日本で暮らしていると「アパートの隣に誰が住んでいるかわからない」なんてこともありますね。忘れかけてしまいそうになる、温かく人に接し、迎え入れる心を思い出しました。

二つ目が「いろんな幸せの形」です。私は何気ない日常の中で「明日は何を着ようかな?」とか「明日は何を食べようかな?」と考えている時に幸せを感じます。それは私が先進国でものやお金に困らない生活を送ることができているからだと思います。

私のホームステイ先の子供達は、みんなスマートフォンを持っていて、大きいテレビもありました。しかしトイレは桶にためた水で流し、お風呂も桶にためた水で体を洗い流すような日本では考えられないような面も見られました。なぜこのようなことが起きるのでしょう?それは「お金のかけるところが違うから」です。彼らは私達とは文化も歴史も違います。私は頭ではわかっていても、知らず知らずのうちに自分が幸せだと思うことを押し付けてしまっていたのではないかと感じました。自分達の幸せの形を押し付けるのではなく、人間性や文化を理解し、その幸せを守るお手伝いをしたいです。

三つ目が「広い世界」です。私達が普段食べている食材や水、使用している資源には限りがあります。食べ物も誰かが作ってくれないと私たちの元には届きません。だからこそ分け合っていくのが大切であり、TABLE FOR TWOの直訳である「二人の食卓」にも繋がっていきます。私は今回のスタツアを通して、「こちら側と向こう側」「途上国と先進国」の垣根を超えた繋がりを感じることができました。それは子供達が食べている給食を実際に食べたとき、私達が作ってくれた給食を子供達が食べてくれた時、私達と子供達にはそんな垣根はなかったように思えます。「自分達がよければそれでいい」という考え方ではなく、広い世界で助け合い、受け入れ、分け合っていくことが必要ではないでしょうか。

最後に、私には少なくともあと三か月はTFTとがっつり関わっていきます。子供たちの笑顔やホストマザーの優しさ、今回のスタツアで感じたことをちゃんと忘れないで、活動していきます。そしてまた彼らに会いにいきたいです。

青山学院大学法学部法学科2年

海野芳帆

スタツアホストマザーとの写真.jpg

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