どうもです。
突然ですが日本は素晴らしいい国だと思います。四季がありそそり立つ山々から流れ出る水は美しい。そして科学技術は世界でもトップクラス。日本製品の信頼はかなりの地位にあります。そして何より平和です。超平和。平和ボケしてるって言われるくらい。
そんな平和な日本ですが世界地図を見てみましょう。日本はユーラシア大陸の東側、東アジアの島国。周りは海に囲まれています。近くの国は近年軍拡が著しい中国、今も緊張状態が続く朝鮮半島の韓国と北朝鮮、北方領土問題など様々な外交問題を抱えるロシア。これらの国が微妙なパワーバランスを保ちとりあえずの平穏を維持している世界的にみても非常に不安定な地域です。
ちょっとしたきっかけで均衡が崩れ東アジアが戦火の海に落ちます。東アジアの国々が本気で戦争をすれば日本くらいは簡単に吹き飛びます。
ではこの不安定な状況でなぜ日本で戦争が起こらなかったか、考えたことはありますか?
それは戦争をしないことを決めた憲法9条があるからです!!!!!
んなわけないです。憲法9条のおかけで平和なら世界から争いは無くなってます。
世の中には本気でそう考えているおめでたい人もおりますが、これは平和であった要因の一部です。
平和憲法のある国どうして攻め込むんだ!っていう国際世論からの非難は避けられません。とは言え所詮は非難です。その気になればどうってことのない障害です。あと、他国の事なんで世界は最終的には放っておきます。
そもそも非難をや浴びて経済制裁を受けてもそれより勝る利益が日本を占領することによって得られるのですから。攻めようという意思をもつ国にとって9条なんて新聞紙よりも薄い障害です。
では真に平和を守っていたのは何なのでしょうか?
それは皮肉にも軍事力(パワー)です。
日本は軍を持ちません、なので自衛隊があります。しかし自衛隊単独では力不足、そこで日米同盟が活きてくるわけです。バックにアメリカがついているというの相手からみると、とてつもない脅威なのです。なぜなら日本に嚙み付くということはアメリカに嚙み付くのとほぼ同じ意味になるからです。
戦争をするのには多くの損失を伴います。人的資源はもちろん莫大な資金、資源を失います。戦争に勝ってそれらを上回る利益を得られるのならば戦う価値はあります。
ですがたとえ勝利しても利益を上回る損失を与えられてしまうことが明白であればよっぽどの事じゃない限り攻め込んだりはしません(日本は昔そのよっぽどで米国とやりあいました)
つまり「日本にせめても痛い目見るだけだからやめとこ」と思わせることが必要があるのです。
こういったロジックがあるわけです。
戦争をするのも軍、平和を維持するのも軍
これは人類の歴史が物語っていることです。
人は常に戦いつづけています。戦うことが本能なのであり、平和な状態は不自然な状態、次の戦いへの準備間ともいわれます。だからこそ歩みよらなければならない、平和は近づいては来ない、自らの手で掴むものです。
戦後一人も戦争で死者を出していない日本があるのも過去に多くの血を流したからではないでしょうか。あの敗戦から様々な教訓、反省があり現在の平和な日本があるのです。
もし、太平洋戦争が起こっていなければ今も日本は戦争をする国だったかもしれません...
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