突然ですが、
あなたの軸は何ですか?
「は????」 って感じですね。すいません。
もう少しきちんと言うと、
あなたが意思決定をする際の判断基準と、人生における物事の優先順位は何ですか?
今回は、大学生活と今後の生き方についてTFT Waseda現代表が個人的に考えていることをお話します。
この記事は”意識高い系の人”が紹介する”成功のためのメソッド”ではありません。
ごく普通の大学生が、みんなが日常生活でなんとなく感じているモヤモヤや不安感と向き合うきっかけになればといきなり思い立ち、勝手にパチパチとキーボードを叩き始めました。
秋の夜長の暇つぶしと思って、どうぞ気楽に読んでくださいね。
★そもそも「軸」ってなんぞや?
「意思決定」や「人生」なんて言葉を使うと受験や就活や結婚などの大きなライフイベントを想像してしまいですが、私たちは日々の生活の中で様々な選択を迫られ、その度に無意識のうちに自分の価値観や判断基準に従って意思決定をしています (もちろん、理不尽にも自分の意思だけでは変えることができないことも多々あります。何事においても、すべてを自分の思い通りにすることは不可能です)。
つまり、私たちの人生は生まれてから死ぬまでに選んだ選択肢とその結果の積み重ねでできています。ゆりかごと墓場は、途切れることのない、長い長い一本の道で繋がっているのです。
子供の頃は(良くも悪くも)周りの大人がある程度道を作って進む方向を示してくれましたが、年を重ねるにつれて自分の意思で決めなければならない事柄が増えていきます。意思決定の自由度は上がりますが、その分背負うべき責任も出てきます。
そして今、私たち大学生の多くは、子供時代の終わり=社会人になる前の最後の時間を過ごしています。法律上はほとんど成人しているけれど感覚的には思春期の延長を生きていて、楽しくて忙しい学生生活に追われながら真剣に将来のことも考えなければならない。とても微妙な時期です。
その上(学部や専攻にもよりますが)、大学生になった途端に中高生の時よりも一気に生活の自由度が上がり、「あれもこれもやってみたい」という好奇心や「何をやればいいのかわからないけど、とにかく何かやらなきゃ」という焦燥感に駆られる人は少なくありません。
★私の場合
もう2年半も前の事になりますが、私も大学に入学した当初は、情けないくらいに自分の行く先が見えていませんでした。
過酷な受験勉強の末に早稲田大学に合格し、10歳の頃から憧れていた大学に通える喜びと高揚感を感じる一方で、
「それで、私は一体ここで何をすればいいんだろう」 という疑問が湧いてきます。
思えば、それまで「早稲田に入りたい」という一心で受験勉強に励んできたものの、「早稲田で何をするか」ということなんて考えたこともなかったのです。お恥ずかしい話ですが。
5万人の学生が行き交う喧騒の中で、18歳の私はひとり、迷子になってしまいました。
やりたいバイトはなかなか見つからないし、サークルもいくつか入ってはみたものの、結局1年生のうちにすべてやめてしまいました。
何の目的もなく漫然と日々を過ごすだけの学生生活。そんな「何もしていない自分」に対して、私はしだいに焦りを募らせていきました。
(なにやら予想以上に長くなってしまいそうです。後半へ続きます)
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