先日UNIDOL 2017-18 Valentine に出場しました。私の人生最後のステージ。
最高に楽しくて究極に切ない8分間でした。
昨年末に行われた九州予選を無事勝ち抜き、決勝では何かしら賞を取って帰りたい!と思っていた矢先、インフル。。。誕生日インフル… 直前でイベントに出れなくなり、メンバーには迷惑をかけてしまって申し訳なかった…
本当に限られた時間の中で衣装を作り、練習をし、自分の勉強もしつつ迎えた決勝戦。
ずっと「自分はどんな想いで踊るのかなぁ」と考えてました。きっと楽しく踊れるよね〜卍卍 なんて気楽に思っていましたが、本番が近づくにつれ ド緊張。嘔吐しそう。福大クレープ出ちゃう。
受験や就活や間宮のチェキとは比べ物にならないくらいの人生で一番の緊張でした。
本番直前、袖で泣きそうになり、後輩に背中叩いて気合いを入れてもらい、いざステージへ。
ステージに立てば、緊張しつつも楽しかったです。お客さんがオレンジのペンライトを振ってくれて、声も出してくれて、九州から来てくれた知ってる顔も見えて嬉しくなりました。この喜びって地方チームにしか味わえない特権だよなぁ なんて思ったり。そしてじゅんなさんが見えた時、エモすぎてウルッときちゃいました。(曲的に泣いちゃいけないから必死に耐えました笑)
でも楽しいのと同時に物凄い切なさを感じました。前々から両親と「ステージから降りた瞬間青春は終わり。働く覚悟を決めなさい」って話をしてました。いつも切り替えができず、想い出に縋ってしまう私の事を分かっていて掛けてくれた言葉なんだと思います。
だから踊ってても、楽しいのに悲しくて仕方なかった。今まで楽しかった分余計にね。
あぁ、ほんとに私の青春終わるんだ~ って。
嬉しかったことも、嫌だったことも、この瞬間も全部全部、 綺麗な過去 に変わっていく感覚が切なかったです。
結果、ぜーんぜん気楽に楽しんでなんか踊れませんでした! 楽しさ3割 緊張4割 切なさ3割??
ラストくらい思いっきり楽しみたかったのに…
でも最後の最後にキメきれないのがなんだか私らしいなぁとも思います。
1年生の秋からユニドルを始めて、約3年半。
とても早かったです。
あの時から私の中心はユニドルでした。
Sparkleのことを考えてない時間が無いくらい、常に考えてました。友達と遊んでる時も、ご飯食べてる時も、寝る前も。
だからなんの柵もなく遊んでる友達が羨ましくてしょうがない瞬間が多々ありました。
私も何も考えず、他人からの評価に悩んだりせず遊びたい~って(笑)
時折この活動の、常に「評価されること」を意識せざる得ない状況に息苦しさを感じることもありました。(意外とナイーブな女)
でもそれらの経験を通じ、目指す所とお客さんの求めてることが合ってないと無意味なこと、裏の努力は中々他人に伝わらない事、そして努力が必ずしも評価されないことを知り、社会の厳しさを少し体感できた気がします。この気づきは今後絶対生きてくると思う!!
色んなことを知れた3年半でした。きっと少しは成長したはず。
ユニドルを通じて普通の大学生が出来ないことを沢山やらせてもらえました。そして最高の仲間に出会えました。一緒に汗と涙を流して、笑って喜んで、これ以上ないくらい青春できました。毎日が文化祭前日のような、忙しいけど楽しい日々。
我が青春に悔いなしです。
あと1ヶ月半後には社会人です。ステージから降りた瞬間、ほんの少しだけ今後働いていく覚悟ができた気がします。
私の人生の中の1つの章が終わってしまったけど、次も素敵な物語になるように前向きに生きていきたいと思います。
これまでSparkleに関わってくださった皆さん、本当にありがとうございました。
今後ともSparkleの応援をよろしくお願い致します。
ハル
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